歯を失われた方へ
歯を虫歯や歯周病、外傷などで失った時に、顎の骨に直接維持を求めた人工の歯の事を言います。失われた歯根の部分にチタン製の歯根を埋め込んで義歯の支えとするのが、今日行われているインプラント(人工歯根)療法です。
現代多く行われているインプラントは、純チタンかチタン合金で出来ています。この治療法は、残っている健康な歯への負担が増加しません。あごの骨には自然の歯と同じように刺激が伝わり、力をかけることができることから、骨の変化も 少なくなることが知られています。保険外の治療となり、手術が必要で、治療期間も多少長くなります。
step for implant
インプラント埋入までの
ステップ
糖尿病、骨粗しょう症、金属アレルギー、大変高齢の方、若年者の方の中には適応できない方もいらっしゃいます。
相談・説明
患者さんのお口の中の悩み、失った歯をどのように取り戻していきたいかなど担当の歯科衛生士または歯科医師によりお口の中の状態を説明しながら、インプラントについて説明をしていきます。
1次手術
1次手術では、抜歯後の歯肉にインプラント埋め込みます。埋入後、歯肉と骨にインプラントが定着するまで途中経過を診ながら2次手術に進みます。
2次手術
インプラントが骨にしっかりと定着したら、2次手術を行います。インプラントオペは入院の必要はなく、1次も2次も日帰りで行います。
印象採取
人工歯・クラウンなどと呼ばれる被せ物を作成するために、型とりを行います。
人工歯の装着
印象採取(型とり)から1~2週間ほど経過した後、再度来院いただきます。
アバットメントの上にクラウンを被せ、噛み合わせに問題がないかなど、細かく調整します。